欧州経済新聞無料メール版
最新のニュースをメールでお届けします。
電子メールアドレスを半角で入力して登録します。


Powered by まぐまぐ
2005年04月05日   EU外交・安全保障

欧州委員会がアルゼンチンとのガリレオ計画提携交渉を提案

中央ヨーロッパ時間4月4日に、欧州委員会は、理事会に対して、アルゼンチンとのガリレオ計画提携協定を締結するために、交渉を始めるべきであると勧告した。

ガリレオ計画は、EUが欧州宇宙局とともに推進しているサテライト・ナヴィゲーション・システムである。これまで、サテライト・ナヴィゲーション・システムには、アメリカ軍のGPSとロシア軍のGLONASSが存在した。しかし、EUは新たにガリレオ衛星を打ち上げ、これを文民に統制させる予定であり、グローバル・シヴィル・サテライト・ナヴィゲーション・システム(GNSS)を構築する計画である。

用途としては、交通におけるナヴィゲーションのほか、エネルギー、テレコミュニケーション、農業、漁業などの分野での利用が期待されている。

EUはこれまでに、GNSSに関する提携協定を中国・イスラエルと締結している。昨年12月半ばにアルゼンチンもガリレオ協定の締結の希望を正式に表明し、これを受けて今回の勧告がなされた。

この件に関して、EUはすでに、インド、ロシア、ウクライナ、韓国、ブラジル、チリ、メキシコ、マレーシア、オーストラリアに話を持ちかけている。

今回、アルゼンチンとの交渉開始を理事会が了承すれば、欧・アルゼンチン間の二国間交渉が開始し、交渉がまとまった後に協定締結の運びとなる。

« ホルスト・ケーラー大統領がポーランド大統領に弔電 | トップへ | モナコ公レニエ三世が逝去 »