EUドメインの動向
欧州委員会は、中央ヨーロッパ時間21日、アイアナ(IANA = Internet Assigned Numbers Authority)が、今後数日間の間に、EUドメイン(.eu)をルートに新規設定するだろうとの見通しを示した。
ルートとは、ドメイン・ネーム・システム(DNS)におけるドメイン・ネーム・スペース(Domain Name Space)のヒエラルヒーの頂点をなすもので、トップ・レヴェル・ドメイン(TLDs = Top Level Domains)の直近の上位をなすもの。世界に13あるルートサーバにより情報が提供されている。
したがって、ルートサーバの設定を変更することにより、新たにEUドメインへの関連付けが与えられ、世界中のクライアントマシンはEUドメインのネームサーバを問い合わせることが可能になる。
アイアナは、アイキャン(ICANN = Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)の下部組織。今回の措置は、今年3月21日に締結されたアイキャンとユーリッド(EURid = The European Registry of Internet Domain Names)の協定に基づく。ユーリッドは、欧州委員会により、EUドメインの管理機構に選定された組織。
裁判外紛争処理手続(ADR)に関する事項の確定や、レジストラの選定等を経て、今年10月には政府・自治体機関等の登録が開始する予定である。一般の登録が開始するのは、例外を除き来年1月から。
欧州委員会は、「EUドメイン予約」を騙る詐欺的商法に気をつけるように、消費者に注意を促している。レジストラの選定すら済んでいない現在の段階では、ドメイン業者が「予約」を行うのは物理的に不可能。








