2005年04月27日 EU開発・人道支援
エイズ・マラリア・結核根絶のための行動計画
欧州委員会は、中央ヨーロッパ時間27日、発展途上国における後天性免疫不全症候群(エイズ)・マラリア・結核の根絶を支援するための行動計画案を閣議決定した。行動計画は、五月末にも理事会(一般・外交)により採択される予定。
今回の行動計画案は、具体的措置の策定を求める理事会の諮問(昨年11月)に応答するもの。したがって、行動計画案は、蚊帳の無償配布、避妊具の無償配布、エイズ検査の無償実施など、きわめて具体的なものとなっている。
このほか、行動計画案は、感染者差別の問題などに関する関係国との対話、医療研究の促進、制約政策の改善などを盛り込み、総合的にエイズ・マラリア・結核に対処することを目指している。
この行動計画案について、ルイ・ミシェール欧州委員(開発・人道支援担当)は、「エイズ・マラリア・結核は、サハラ以南のアフリカやアジアの多くの国々における破滅的な死病であり、〔これらの国々の〕開発の大きな妨げとなっている」という認識の下、「今日欧州委員会で閣議決定された行動計画は、かかる世界的な脅威に対するヨーロッパの長期的で一貫したエネルギッシュな応答の基礎となる」との見解を述べた。

