オランダ:ベアトリクス女王御在位25年記念式典
中央ヨーロッパ時間30日、オランダ(ネーデルラント王国)では、ベアトリクス女王=67歳=の御在位25年記念式典が行われた。
午前中は、ハーグ(オランダ語名称デン・ハーハ、Den Haag)のリッデルザール(Ridderzaal、「騎士の館」)で、議会の祝典が開催された。ヤン・ペーテル・バルケネンデ(Jan Peter Balkenende)首相が「私たちは女王陛下を誇りに思います」と祝辞を献上し、女王の業績を讃えた。
午後には、王室がシェフェーニンゲン(Scheveningen)の街で市民と交流。女王は、パン食い競争に参加し、スケートボードを鑑賞するなど、和やかな雰囲気の中で市民との交歓を楽しんだ。
多くの市民は、王室のの家名であるオラニエ=ナッサウ家(Oranje-Nassau)に因んだオレンジ色の衣服を着用して祝福した(「オラニエ(oranje)」とは、オランダ語で「オレンジ色」の意味)。オレンジ色の風船も飛び交い、街は熱烈な祝福ムードに包まれた。
なお、女王の本名は、ベアトリクス・ヴィルヘルミーナ・アルムハルト・ファン・オラニエ=ナッサウ(Beatrix Wilhelmina Armgard van Oranje-Nassau)。
ベアトリクス女王は、母ユリアーナ女王(在位1948-1980)の譲位により、1980年4月30日に即位。2002年10月6日には夫のクラウス(元ドイツ外交官)を亡くし、さらに、昨年3月22日には、母王を亡くしていた。
オランダでは、毎年4月30日が「女王の日(Koniginnedag)」として祝日である。この日は、ユリアーナ女王の誕生日であるとともに、ベアトリクス女王の即位記念日でもある。この日に毎年アムステルダムで開催されているフリーマーケットは、オランダの風物詩となっている。
ベアトリクス女王は、今後、オランダ領アンティル(カリブ海)を含め、オランダのすべての行政区画を巡幸する予定。





