2005年05月12日 EU情報社会
カンヌ映画祭が開幕:17日にヨーロッパ・デー
中央ヨーロッパ時間11日夜、第58回カンヌ国際映画祭(Le Festival international du film de Cannes)が開幕した。今年は、13か国から21作品がノミネートされており、最優秀作品にはパルム・ドール(Palme d'Or = 金椰子)が贈られる。日本からは、『バッシング』(小林政広監督)がノミネートされている。
今年の開幕を飾った作品は、フランスのホラー映画『レミング』(ドミニク・モル監督)。この作品は、欧州連合(EU)のMEDIAプログラムの助成を受けている。
今回の映画祭では、17日に第三回「ヨーロッパ・デー(Journée de l’Europe)」が開催される予定。テーマは「ヨーロッパ映画と情報社会(Les cinémas d’Europe et la société de l’information)」。インターネットが主流となる情報社会において、映画の位置づけはどうあるべきかが議論される。具体的には、映画のオンデマンド送信がテーマとなる。
午前中に、政治家・アーティスト・産業界のディスカッションが行われた後、午後には、「オンライン映画サミット(Onlinefilmgipfel)」が開催され、ヴィヴィアンヌ・レーディング欧州委員(情報社会・メディア担当)が15人のメディア社長と会談する予定。
映画祭の「ヨーロッパ・デー」を前に、レーディング委員は、「新しい技術によって、ヨーロッパの映画にも、欧州外の新たな市場が開拓されるわ。このチャンスを活かさなくっちゃ!」と意気込む。
なお、カンヌ映画祭の今年の審査員は、次の通り:
- 審査員長:エミール・クストゥリツァ(Emir Kusturica、セルビア・モンテネグロ)
- 審査員:アニエス・ヴァルダ(Agnès Varda、フランス)
- 審査員:ブノワ・ジャコ(Benoît Jacquot、フランス)
- 審査員:ファティ・アキン(Fatih Akin、ドイツ)
- 審査員:ハビエル・バルデム(Javier Bardem、スペイン)
- 審査員:ナンディータ・ダス(Nandita Das、インド)
- 審査員:ジョン・ウー(John Woo、中国)
- 審査員:サルマ・ハジェク(Salma Hayek、メキシコ)
- 審査員:トニー・モリソン(Toni Morrison、アメリカ)



