2005年05月12日 EU憲法・基本条約・人権
オーストリアとスロヴァキアが欧州憲法条約を批准
中央ヨーロッパ時間11日、オーストリアとスロヴァキアは欧州憲法条約を批准した。
欧州憲法条約の批准のためには、オーストリアの民選議会である国会(Nationalrat、国民議会)が、3分の2の加重多数決で可決することが必要であった。11日午後の投票の結果、反対票を投じたのはオーストリア自由党(FPÖ = Freiheitliche Partei Österreichs)のバーバラ・ローゼンクランツ(Barbara Rosenkranz)議員たった一人。圧倒的多数で可決された。
これにより、オーストリアは6番目のEU憲法条約批准国となった。
同日、スロヴァキア議会でも討論と投票が行われた。批准のためには5分の3の特別多数決が要求されている。10時間程度にまで及ぶ討論の末、夕方に投票が行われた。結果は、賛成116票、反対27票、棄権4票。5分の3を大きく上回り、可決された。
これにより、スロヴァキアは7番目のEU憲法批准国となった。
憲法条約の発効には、あと18か国の批准が必要。このうち、フランス・オランダ、チェコ、ルクセンブルク、ポーランド、デンマーク、ポルトガル、アイルランド、連合王国では、国民投票が予定されている。
12日には、ドイツの連邦議会(Bundestag)で投票が行われる予定である。ドイツでは、国民投票は行われず、批准は確実視されている。







