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2005年06月01日   フランス情勢

フランス新首相にドゥ・ヴィルパン氏

フランスでは、中央ヨーロッパ時間31日、欧州憲法条約否決の責任をとるかたちで辞任したジャン=ピエール・ラファラン(Jean-Pierre Raffarin)首相=56歳、人民運動連合(Union pour un Mouvement Populaire、別訳:国民運動連合)所属=の後任として、内務大臣をつとめていたドミニク・マリ・フランソワ・ルネ・ガルゾー・ドゥ・ヴィルパン(Dominique Marie François René Galouzeau de Villepin)氏=51歳、人民運動連合所属=が、シラク大統領=人民運動連合所属=により指名された。

また、新たな内務大臣には、人民運動連合党首のニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)氏=50歳=が就任する。サルコジ氏は、ハンガリー移民の父とギリシア=ユダヤ系の母を持つ、パリ生まれのフランス人。

ドゥ・ヴィルパン氏は、当時フランスの領土だったモロッコで生まれた。もともと、シラク現大統領の創設した新ドゥ・ゴール主義の政党であった共和国連合(Rassemblement pour la République)の党員であり(保守政党の大同団結による人民運動連合の結成により、現在は人民運動連合に所属)、政治的な方向性もドゥ・ゴール主義的である。イラク戦争の際に外務大臣として反米主張を展開し、世界中から注目を浴びたことは記憶に新しい。詩人として二冊の詩集を出版したほか、マラソンを走るなど趣味は多彩。

サルコジ党首も、新ドゥ・ゴール主義政党の共和国連合出身。2004年3月時点で、フランスでもっとも人気のある政治家とされた。

サルコジ党首が次回の大統領選挙(シラク大統領が任期を満了する場合には2007年予定)に出馬の意欲を表明しているため、サルコジ党首とシラク大統領の間には軋轢があるとされている。

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