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2005年07月05日   EU統計

5月の工業生産者価格:0.2パーセント低下

欧州統計局(Eurostat)は、中央ヨーロッパ時間4日、5月の工業生産者価格(industrial producer prices)の統計を発表した。それによれば、5月の工業生産者価格は、EU25か国・ユーロ圏12か国ともに、前月比0.2パーセントの低下となった。工業生産者価格が前月比で低下したのは、昨年12月以来5ヶ月ぶり。

前年比では、ユーロ圏3.5パーセント上昇、EU25か国で4.5パーセントの上昇となり、ユーロ圏よりも非ユーロ圏のほうが、物価上昇傾向が急激であることを示した。

今回、工業生産者価格が低下したのは、チェコ(前月比0.7パーセント低下)、スウェーデン(同0.7パーセント低下)、オランダ(同0.6パーセント低下)、ギリシア(同0.4パーセント低下)、イタリア(同0.4パーセント低下)、リトアニア(同0.4パーセント低下)、フランス(同0.3パーセント低下)、スロヴェニア(同0.3パーセント低下)、ベルギー(同0.2パーセント低下)、スペイン(同0.2パーセント低下)、連合王国(同0.1パーセント低下)の11か国。

これに対し、工業生産者価格が上昇したのは、スロヴァキア(同0.7パーセント上昇)、デンマーク(同0.6パーセント上昇)、ルクセンブルク(同0.6パーセント上昇)、ポルトガル(同0.3パーセント上昇)、アイルランド(同0.2パーセント上昇)、キプロス(同0.1パーセント上昇)の6か国。

ドイツ、ハンガリー、フィンランドでは変化がなかった。また、エストニア、ラトヴィア、マルタ、オーストリア、ポーランドについては、データが公表されなかった。

分野別に見ると、価格低下の牽引役となったのはエネルギー分野で、0.7パーセント低下した。しかし、同分野では原油価格の高騰を受けて、1月から4月にかけて既に7.5パーセントも価格が上昇しており、0.7パーセント下がったところで「焼け石に水」の感がある。

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