2005年07月07日 EU環境
オランダ:環境にやさしいディーゼル船への転換を助成
欧州委員会は、中央ヨーロッパ時間5日、ディーゼル船に関する、オランダのおよそ2000万ユーロの補助金を許可した。この助成金は、河川・運河等の内水を航行する内水船(binnenvaartschepen, Binnenschiffe)が、窒素酸化物(NOx)の排出が多いディーゼルモーターから窒素酸化物の排出の少ないディーゼルモーターへの転換を促進するために使用される。オランダは、運河などの内陸水運の発達した国の一つとして知られる。
欧州共同体条約によれば、加盟国からの補助金は、域内の企業間の競争を歪めるものとして原則禁止されるが、環境保護などの特別の理由がある場合には許可される。
補助金は、船舶の所有者が、当該船舶のディーゼルモーターを、窒素酸化物の排出の少ないモーターに交換する場合などに支給されるという。オランダ船籍の内水船であれば、所有者の国籍にかかわらず補助金が支給される。
補助金は、5年間に亘り支給される。
窒素酸化物は、人体に悪影響(気管支炎・肺水腫等)を惹き起こすほか、光化学スモッグを惹き起こし、また、酸性雨の原因にもなる。特に悪性が高いのは二酸化窒素(NO2)。
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