欧州委員会がPCMとヴェーヘネルのジョイントヴェンチャーを許可
欧州委員会は、中央ヨーロッパ時間7日、PCMホールディング(PCM Holding)と王立ヴェーヘネル(Koninklijke Wegener)のジョイントヴェンチャーを、条件付きで許可した。両社ともに、オランダのメディア企業だが、ヴェーヘネルの子会社は、ベルギー、フランス、連合王国、北欧諸国において営業を行っている。
現在、PCMは、全国紙のアルヘメーン・ダッハブラット紙(Algemeen Dagblad)、地域紙のロッテルダムス・ダッハブラット紙(Rotterdams Dagblad)、ライン・エン・フーヴェ紙(Rijn en Gouwe)、デ・ドルテナール紙(De Dortenaar)を有しており、他方、ヴェーヘネルは、地域紙のユトレヒツ・ニュースブラット/アメルスフォールツェ・クーラント紙(Utrechts Nieuwsblad/Amersfoortse Courant)、ハーハシェ・クーラント/フーチェ・クーラント紙(Haagsche Courant/Goudsche Courant)を有しているが、ジョイントヴェンチャーにより、これらの新聞を一紙に統合し、新たに、ラントスタット地域(Randstad、オランダの大都市地域)版を有する全国紙を発行するという。
欧州委員会は、合併審査規則(Fusionskontrollverordnung)に基きジョイントヴェンチャー計画を審査した。それによれば、ジョイントヴェンチャー設立後は、PCM、ヴェーヘネル、ジョイントヴェンチャーを合わせると、オランダの新聞広告の市場において、50パーセント程度の占有率となるという。このため、競争を阻害するおそれがあると判断された。
そこで、申請者側は、PCM・ジョイントヴェンチャーのメディアに掲載された広告はヴェーヘネルのメディアに掲載してはならないとの条件に同意。競争阻害のおそれはなくなったとして、ジョイントヴェンチャーの設立が許可された。







