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2005年08月02日   EU開発・人道支援

欧州委員会が5800万ユーロを世界エイズ・結核・ マラリア対策基金に拠出

欧州委員会は、中央ヨーロッパ時間1日、世界エイズ・結核・ マラリア対策基金(GFATM = Global Fund to Fight AIDS, Tuberculosis and Malaria)に対して新たに5800万ユーロの拠出を行ったと発表した。これにより、欧州委員会は同基金への拠出額は4億3250万ユーロとなった。

同基金は、支出の約半分を医薬品や蚊帳の支給(マラリアは蚊を媒介として伝染する)などに使用し、残り半分を対象地域の衛生状態の改善に用いている。対象地域は、127か国にのぼる。

同基金からは、これまで既に35億米ドルが支出されているが、およそ60パーセントはアフリカの支援に使用されており、EUの拠出は、間接的に、アフリカその他の開発途上国に対するアピールとなる。今年の総会では安保理改革等の重要議題が審議されるが、アフリカは、国連総会で4分の1以上の票を有する大票田。特に、憲章改正には3分の2の賛成票が必要であるため、開発途上国の賛成が得られなければ成立の見込みはない。今年の総会は、来月16日から開催される予定。

欧州委員会のルイ・ミシェール委員(開発・人道支援担当)は「エイズは、特にサハラ以南のアフリカにおいて、開発の大きな障害となっております。国際社会は、開発途上国がこの艱難に対処するにあたって当事国政府の支援を行っていかなければなりませんが、欧州委員会としては自らの役割を果たしていく所存であり、〔今回〕世界基金に対する5800万ユーロの追加的支援を発表できることは私の喜びとするところです(Le VIH/sida est un obstacle majeur au développement, principalement en Afrique subsaharienne. La communauté internationale doit aider les gouvernements des pays en développement à relever ce défi. La Commission européenne est déterminée à jouer son rôle et j’ai donc le plaisir d’annoncer qu’elle versera une contribution supplémentaire de 58 millions d’euros au Fonds global)」と述べ、開発途上国の支援において果たしている欧州委員会の役割を強調した。

同基金には、合衆国、フランス、日本などが多額の出資をしている。

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