2005年08月03日 EU統計
6月の工業生産者価格:EU全体で0.4パーセント上昇
欧州統計局(Eurostat)は、中央ヨーロッパ時間2日、6月の工業生産者価格の統計を公表した。それによれば、5月に比較して、EU全体で0.4パーセント上昇した。また、ユーロ圏のみでは、0.5パーセント上昇した。
エネルギー分野を除いて計算した場合、EU全体では0.1パーセントしか上昇しなかったが、エネルギー分野で2.2パーセントも上昇したため、全体の平均を引き上げた恰好だ。原油価格の高騰が引き続き影響しているものと見られる。久々に低下に転じた先月の低下分(0.2パーセント)をあっさり上回り、依然としてインフレ傾向にあることを印象付けた。
2年前(2003年6月)には対2000年で3パーセント未満の上昇に過ぎなかったのが、この2年間で対2000年10パーセント以上の上昇となっており、この2年間の物価上昇が顕著であることがわかる。
国別に見ると、ギリシアとリトアニアで1.3パーセント上昇したほか、オランダで1.2パーセント上昇した。低下したのは、チェコ(-0.2パーセント)、ベルギー(-0.1パーセント)、ポルトガル(-0.1パーセント)だけだった。ルクセンブルクとスロヴェニアでは増減なしで、その他は軒並み上昇した。
また、年間の上昇率を見ると、連合王国では9.5パーセントも上昇しており、EU内の最高を記録した。その他、ハンガリーで9.0パーセント、デンマークで8.7パーセントの上昇を記録した。1年前に較べて低下したのはルクセンブルク一か国のみで(1.6パーセント低下)、その他は軒並み上昇した。
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