2005年08月03日 EU統計
6月の失業率は8.8パーセント:ポーランドでは17.6パーセント、スロヴァキアでは15.4パーセント
欧州統計局(Eurostat)は、中央ヨーロッパ時間2日、6月の失業率に関する統計を公表した。それによれば、EU25か国の失業率は8.8パーセント、ユーロ圏12か国では8.7パーセントだった。
欧州統計局によれば、同時期の日本の失業率は4.2パーセント、合衆国の失業率は5.0パーセントであるとしているので、EUの失業率が依然として高水準にあることが示された恰好となる。
失業率が特に高かったのはポーランドとスロヴァキアで、それぞれ17.6パーセントと15.4パーセントだった。ポーランドでは5.68人に一人、スロヴァキアでは6.49人に一人失業している計算になる。
しかし、一年前のデータと比較してみると、両国とも減少傾向にあることが分かる(一年前は両国とも18パーセントを超えていた)。また、EU全体で見ても一年前の9.0パーセントからは若干減少している。
とはいえ、日米に比較して失業率が高水準にあることは厳然とした事実であり、効果的な経済・雇用政策の改革が喫緊の課題である。
但し、25歳以上の失業率は7.4パーセントであり、25歳未満の失業率(18.4パーセント)が全体を押し上げているという側面がある。
失業率が最も低かったのはアイルランドで、4.3パーセントと日米並みの失業率に抑えられている(アイルランドでは、女性の失業率は3.7パーセントで、男性の失業率4.7パーセントよりも低い)。その他、連合王国(但し4月の数値)、デンマーク、オランダも4パーセント台だった。
欧州統計局の発表した各国の失業率は、以下の通り(括弧内は25歳以上):
- ベルギー:8.1パーセント(6.9パーセント)
- チェコ:7.8パーセント(6.5パーセント)
- デンマーク:4.8パーセント(4.5パーセント)
- ドイツ:9.5パーセント(8.6パーセント)
- エストニア:7.8パーセント(6.7パーセント)
- ギリシア:データなし(データなし)
- スペイン:9.8パーセント(8.2パーセント)
- フランス:9.7パーセント(8.2パーセント)
- アイルランド:4.3パーセント(3.5パーセント)
- イタリア:データなし(データなし)
- キプロス:5.4パーセント(4.7パーセント)
- ラトヴィア:9.0パーセント(7.8パーセント)
- リトアニア:データなし(データなし)
- ルクセンブルク:5.4パーセント(4.4パーセント)
- ハンガリー:6.3パーセント(5.4パーセント)
- マルタ:データなし(データなし)
- オランダ:4.8パーセント(4.1パーセント)
- オーストリア:5.1パーセント(4.3パーセント)
- ポーランド:17.6パーセント(15.2パーセント)
- ポルトガル:7.1パーセント(6.1パーセント)
- スロヴェニア:5.9パーセント(5.0パーセント)
- スロヴァキア:15.4パーセント(13.9パーセント)
- フィンランド:8.2パーセント(6.5パーセント)
- スウェーデン:データなし(データなし)
- 連合王国:データなし(データなし)
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