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2005年09月26日   ルーマニア情勢

ルーマニアでまた洪水:死者7名、行方不明3名

異常気象のため、今年に入ってから幾度となく豪雨と洪水に見舞われているルーマニアだが、今月下旬にも、多いところで一平方メートル当り300リットルの豪雨によって、新たな洪水が惹き起こされ、300箇所以上の地域で浸水などの被害が出ている。豪雨・洪水に見舞われたのは、ルーマニアの南部。

この洪水により、少なくとも7名が死亡、3名が行方不明となっている。これで、今年4月以来の死者は、70名を超えた。家屋の浸水・倒壊のほか、地滑り、道路や橋梁の破壊などの被害が出ている。今年4月以来の累計で、4万棟以上の家屋が倒壊・大破したとされ、被害額は15億ユーロ以上と見積もられている。

今年は、ヨーロッパを深刻な異常気象が襲っており、スイス・オーストリア・ドイツ・ルーマニア・ブルガリアなどの中欧諸国では豪雨・洪水の被害が出ている一方、スペインとポルトガルは深刻な旱魃(干ばつ)に襲われており、大規模な山火事の被害が出ていた。

ルーマニアは、2007年のEU加盟が予定されているが、経済は混乱を続けており、豪雨・洪水による被害によるインフラの破壊は、ルーマニアにとって大きな打撃となる。EUへの加盟時期については、経済状態により、2008年に延期となる可能性もある。

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