2005年09月28日 EU交通
欧州投資銀行:スロヴェニアの高速道路建設に2億5000万ユーロ
欧州投資銀行(EIB)は、中央ヨーロッパ時間27日、スロヴェニアのマリボル(Maribor)~ヴチャ・ヴァス(Vučja Vas、スロヴェニア・ハンガリー間国境)間の行程36キロメートル高速道路(上下各2車線)建設に、2億5000万ユーロを拠出すると発表した。
この区間は、スロヴェニアの首都リュブリャナ(Ljubljana)と、ハンガリーの首都ブダペスト(Budapest)を結ぶ区間の一部で、欧州横断第五回廊(Trans-European Corridor V)を構成する。欧州横断回廊は、汎ヨーロッパ回廊(pan-European corridor)計画の一部で、イタリアからスロヴェニアとハンガリーを通ってウクライナに至り、そこで第三回廊(ドイツ―ポーランド―ウクライナ線)と合流する。第三回廊は、さらに第九回廊(ルーマニア―モルドヴァ―ウクライナ―ロシア―ベラルーシ―フィンランド線)と合流して、ウクライナ首都のキエフに至る。
日本と異なり、陸続きの欧州では、高速道路は、国内産業のインフラストラクチャーであると同時に、貿易のための重要なインフラストラクチャーでもある。EUは、汎ヨーロッパ回廊計画を推進し、トルコやロシアも含めた全欧的な道路整備を行っている。
スロヴェニアは、旧ユーゴスラヴィア諸国の中では最も産業の発達した国で、最も早くEU加盟を果たした。その他の旧ユーゴスラヴィア諸国は未加盟であるが、現在、クロアティアの加盟が有力視されている。
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