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2005年10月12日   EU統計

EU就労者の25人に1人が接客業:欧州統計局

欧州統計局は、中央ヨーロッパ時間11日、EU25か国の就労者の25人に1人(4パーセント)は接客業に従事しているとの統計(2004年)を発表した。ここで接客業に含まれるのは、ホテル・旅館などの宿泊業と、レストラン・喫茶店・軽食店・食堂などの飲食業。EU全体で783万7000人がこれらのいずれかの業種に携わっていることになる。

この中でも、特に接客業就業者の割合が多かったのが、キプロス(8.9パーセント)、マルタ(8.2パーセント)、スペイン(6.7パーセント)、ギリシャ(6.5パーセント)、アイルランド(5.9パーセント)、オーストリア(5.7パーセント)、ポルトガル(5.2パーセント)で、いずれも観光業の盛んな国々。

キプロス、マルタ、ギリシャは、景観の美しさを売り物にする海洋国で、スペインも、マジョルカ島やカナリア諸島などの人気の高い景勝を有する。また、オーストリアには、アルプス山脈があり、夏・冬(スキー)ともに観光客が訪れる。

これに続くのが、イタリア(4.6パーセント)、連合王国(4.4パーセント)、スロヴェニア(4.0パーセント)で、観光業の発達した国々が名を連ねている。

これに対して、接客業の割合が最も少なかったのがポーランド(1.7パーセント)。それに続くのが、デンマーク、ラトヴィア、リトアニアで、いずれも2.2パーセントだった。エストニアも2.9パーセントで続き、ポーランド、デンマーク、バルト三国の観光業の未発達を印象付けた。

特に、ポーランドについては、現在失業率が17パーセント以上もあることを考え合わせると、産業構造や労働者市場がかなり硬直化している可能性がある。

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