2005年11月06日 EU統計
EU工業生産者価格:9月は0.5パーセント上昇
欧州統計局(Eurostat)は、中央ヨーロッパ時間4日、9月の工業生産者価格を発表した。それによれば、EU25か国、ユーロ圏12か国ともに前月比0.5パーセントの上昇となった。2000年を基準値(100)とした指数は、EU25か国で112.8、ユーロ圏12か国で111.3となった。
前年比ではEU25か国で5.3パーセント上昇、ユーロ圏12か国では4.4パーセント上昇となっており、年間インフレ率(EU:2.5パーセント、ユーロ圏:2.6パーセント)と較べてもきわめて高い。これは、工業分野での価格上昇が他の分野(農業分野・サーヴィス分野)に較べて際立っていることを示している。
工業内の分野別で見ると、エネルギー分野の上昇率が他を引き離しており、他の分野の上昇幅が軒並み0パーセントから0.2パーセント(前月比)の範囲に収まっているのに対して、エネルギー分野は1.7パーセントの上昇(EU・ユーロ圏ともに)となっている。年間で見ると、実に、EU25か国で19.3パーセントの上昇、ユーロ圏で16.4パーセントの上昇となっている。原因は、原油価格の高騰と見られる。
国別に見ると、ギリシャとデンマークの2か国で1.5パーセントの上昇となったほか、オランダでも1.0パーセントの上昇となった。他の国々は、1パーセント未満の数値となっている。なお、ベルギーでは前月と変わらず、ルクセンブルクでは1.2パーセントの下落となった。
ドイツは0.4パーセント上昇、フランスは0.2パーセント上昇、イタリアは0.3パーセント上昇、連合王国は0.7パーセント上昇だった。





