2005年11月14日 EU統計
小売数量統計:EUの消費は拡大傾向、9月は減少
欧州統計局(Eurostat)は、中央ヨーロッパ時間7日、9月の小売数量統計のデータを公表した。
それによれば、EU25か国では前月比で0.1パーセントの減少、ユーロ圏12か国では0.4パーセントの減少となった。しかし、前年比で見ると、EU25か国では1.4パーセントの増加、ユーロ圏では0.9パーセントの増加となっており、長期的にはEU・ユーロ圏の個人消費は拡大している。
加盟国別に見ると、この1年で個人消費が大きく拡大したのは、バルト三国とスロヴァキアで、ラトヴィアの小売数量は21.4パーセント増加、リトアニアでは17.7パーセント増加、スロヴァキアでは12.9パーセント増加となっている。また、エストニアについては、今月のデータは公表されていないが、8月時点では年間13.1パーセント増加となっていた。
また、9月の個人消費の拡大が大きかったのは、ルクセンブルク(前月比3.4パーセント増)、リトアニア(同2.9パーセント増)、デンマーク(同1.6パーセント増)、スロヴァキア(同1.3パーセント増)、ラトヴィア(同1.2パーセント増)。
その他、連合王国(同0.7パーセント増)、スペイン(同0.6パーセント増)、フランス(同0.5パーセント増)、ポルトガル(同0.2パーセント増)、フィンランド(同)、スウェーデン(同)でも小売数量は増加した。
これに対し、スロヴェニア(同4.5パーセント減)、ベルギー(同3.2パーセント減)、ドイツ(同1.6パーセント減)、ポーランド(同0.7パーセント減)では、小売数量は減少した。
国の数としては、小売数量が減少した国よりも増加した国のほうが多かったが、ドイツやポーランドなど人口の多い国でマイナスになったことなどにより、全体としてはマイナスとなった。









