2005年11月14日 EU統計
EUにおけるディジタル・ディヴァイドは深刻/欧州統計局
EUにおけるディジタル・ディヴァイドが深刻であることが、中央ヨーロッパ時間10日に公表された欧州統計局(Eurostat)の統計により明らかとなった。
それによれば、世代間のディジタル・ディヴァイドが最も深刻で、EUにおいては、学生(Schüler und Studenten)の85パーセントがインターネットを使用しているのに対し、年金生活者(Rentner)においては僅か13パーセントしかインターネットを使用していなかった。
また、教育水準に関わるディジタル・ディヴァイドもきわめて深刻であり、高等教育修了者におけるインターネット使用率が77パーセントであるのに対し、初等教育修了者・未修了者のインターネット使用率は25パーセントだった。
さらに、国家間のディジタル・ディヴァイドも同様にきわめて深刻であり、ギリシャではインターネット使用率が20パーセントでEU内で最低となったのに対し、EU内で最も高かったスウェーデンでは82パーセントにのぼった。また、加盟予定国・候補国のブルガリア(16パーセント)、ルーマニア(12パーセント)、トルコ(13パーセント)では、いずれもきわめて低い数字となった(これらの国々は、EU平均には含まれていない)。
EUでは、これらのディジタル・ディヴァイドを解消していくことが、重要になってくるだろう。
〔インターネット使用率のデータ〕
EU平均:47パーセント
就労状況別
- 学生:85パーセント
- 就労者:60パーセント
- 失業者:40パーセント
- 年金生活者:13パーセント
教育水準別
- 初等教育修了者・未修了者:25パーセント
- 中等教育修了者:52パーセント
- 高等教育修了者:77パーセント
国別
- ギリシャ:20パーセント
- ハンガリー:28パーセント
- リトアニア:29パーセント
- ポーランド:29パーセント
- ポルトガル:29パーセント
- イタリア:31パーセント
- キプロス:32パーセント
- チェコ:32パーセント
- ラトヴィア:33パーセント
- アイルランド:34パーセント
- スロヴェニア:37パーセント
- スペイン:40パーセント
- スロヴァキア:46パーセント
- エストニア:50パーセント
- オーストリア:52パーセント
- ドイツ:61パーセント
- 連合王国:63パーセント
- ルクセンブルク:65パーセント
- オランダ:69パーセント
- フィンランド:70パーセント
- デンマーク:76パーセント
- スウェーデン:82パーセント
(EU以外)
- ルーマニア:12パーセント
- トルコ:13パーセント
- ブルガリア:16パーセント
- ノルウェー:75パーセント
- アイスランド:82パーセント





