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2005年11月22日   EU経済・金融・通貨

欧州委員会の経済成長予測:EUは今後2年間成長拡大、合衆国と日本は成長縮小へ

欧州委員会は、中央ヨーロッパ時間17日、2005年から2007年の経済予測を公表した。

それによれば、EU25か国の経済成長率は、2005年から2007年にかけて拡大していくとした。具体的には、2005年には1.5パーセントの国内総生産(GDP)の成長が見込まれ、2006年にはそれが2.1パーセントに拡大し、2007年には2.4パーセントになるという。

これに対し、同時期の合衆国は、2005年に3.5パーセント、2006年に3.2パーセント、2007年に2.7パーセントの成長と予想されており、成長は縮小していくとした。また、日本についても、2005年に2.5パーセント、2006年に2.2パーセント、2007年に1.8パーセントの成長と予想されており、これによれば2007年にはEUの成長率を下回ることになる。

世界全体で見ると、2005年と2006年には4.3パーセントの成長率に達するものの、2007年には減少するとした。また、アジアの成長は後退するものの、7パーセントから7.2パーセントの成長率となると予想した。

EU加盟予定国・候補国であるブルガリア・ルーマニア・トルコについても予想値が発表され、毎年5パーセントを上回る数字が掲げられている。また、クロアティアについても、2005年に経済成長の縮小が底を打ち(2005年:3.6パーセント成長)、2006年から成長拡大に転じると予測している(2006年:4.0パーセント成長、2007年:4.4パーセント成長)。

好調な経済成長が予想されるEU加盟国は、バルト三国、スロヴァキア、チェコ、アイルランド、キプロス、スロヴェニア、ポーランド。加盟予定国・候補国を含めて、具体的には、次のような数値が予想されている:

2005年2006年2007年
ラトヴィア9.17.77.1
エストニア8.47.27.4
リトアニア7.06.25.8
ブルガリア6.05.55.5
ルーマニア5.25.35.0
トルコ5.05.25.1
スロヴァキア5.15.56.3
チェコ4.84.44.3
アイルランド4.44.85.0
キプロス3.94.04.2
スロヴェニア3.84.04.2
ポーランド3.44.34.5
クロアティア3.64.04.4

EUの失業率については、2005年に8.7パーセント、2006年に8.5パーセント、2007年に8.1パーセントと、徐々に減少していくと予測している。

また、EUのインフレ率も、2005年に2.3パーセント、2006年に2.2パーセント、2007年に1.9パーセントと、徐々に減少していくと予測している。なお、日本については、2005年は前年と同じくマイナス0.5パーセントのインフレ(つまりデフレ)と予想しているが、2006年には0.0パーセントとなり、2007年には1.2パーセントのインフレに転じると予測している。

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