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2005年12月08日   EU企業・産業

欧露共同経済圏の創設前進で合意/フェアホイゲン・フリステンコ会談

欧州委員会のギュンター・フェアホイゲン(Günter Verheugen)副委員長(企業・産業担当)=ドイツ=と、ロシアのヴィクトル・ボリソヴィッチ・フリステンコ(Виктор Борисович Христенко)産業エネルギー大臣=元首相代行=は、中央ヨーロッパ時間7日、会談を行い、欧露共同経済圏(Gemeinsamer Wirtschaftsraum)の創設を目的とした枠組合意文書の調印を行った。これにより、EUとロシアの間の共同経済圏の創設が、現実に動き出すことになる。

EUとロシアは、今年5月の欧露首脳会談の際に、共同経済圏創設のための包括的なロードマップを策定しており、今回の合意はそれを承けたもの。共同経済圏の創設により、EUの域内市場とロシアの市場は、規制を調和させつつ、相互に開放していくことになる。

この背景には、ここ数年のロシアの好調な経済成長がある。

今回の合意により、欧露間で「規制対話(Regulierungsdialog)」と「産業・企業政策対話(Dialog über die Industrie- und Unternehmenspolitik)」の二つの対話チャンネルが設置される。これにより、相互の官庁間の継続的な対話が進められることになる。

このうち、「規制対話」は、産業生産物に関する規制を調和させることを目的として設置される。市場ごとに異なる規制が存在することにより、輸出入が阻害されることを防止し、相互の通商を促進する。

これに対し、「産業・企業政策対話」は、ロシアに進出している企業の環境を改善するために設置される。

第一回目の会合は、来年初め頃を予定している。

今年5月に策定された共同経済圏のロードマップは、以下のような構成となっている:

  1. 通商と経済協力の一般的な問題
    1. 産業生産物に関する規制対話(基準の設定、テクニカルな規制、適合性評価手続)
    2. 政府調達
    3. 知的財産権、産業財産権、商業財産権
    4. 競争
    5. 投資
    6. 企業政策と経済対話
    7. 地域間協力、越境的協力
    8. ファイナンシャル・サーヴィス(銀行、保険、有価証券)
    9. 会計、監査、統計
    10. 農業、林業、材木、漁業。衛生措置、植物検疫措置。
  2. 通商の容易化と関税
  3. ネットワーク:テレコミュニケーションと輸送
    1. テレコミュニケーション、情報社会、eビジネス
    2. 輸送
  4. エネルギー
  5. 宇宙
  6. 環境
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