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2005年12月25日   EU環境

欧州委員会:自動車の排気ガス規制強化の新規則を提案

欧州委員会は、中央ヨーロッパ時間21日、自動車の排気ガスの規制を強化する「ユーロ5(Euro 5)」規則を提案した。規則(Verordnung)とは、欧州共同体(欧州連合(EU)の一部を構成する)の立法形式の一つで、指令(Richtlinie)と異なり、国内法への転換(加盟国立法機関による立法行為)を俟たずに発効する。

内容については、ほぼ本紙が7月17日に報じた通りの内容。ガソリンエンジンについては、現行で100ミリグラム毎キロメートルとされている炭化水素排出量規制が75ミリグラム毎キロメートルにまで強化され(25パーセント削減)、現行で80ミリグラム毎キロメートルとされている窒素酸化物(NOx)規制が、60ミリグラム毎キロメートルにまで強化される(25パーセント削減)。

ディーゼルエンジンについては、現行で25ミリグラム毎キロメートルとされている微粒子規制が、5ミリグラム毎キロメートルにまで強化され(80パーセント削減)、また、現行で250ミリグラム毎キロメートルとされている窒素酸化物規制が、200ミリグラム毎キロメートルに強化される(20パーセント削減)。

そのほか、排気コントロール装置(pollution control devices)は、16万キロメートルの走行距離に耐えるものでなければならない。

現在、トヨタ等の日本企業は環境にやさしい車の生産技術では先駆けているとされ、同規則の施行は、日本の自動車産業に有利に働く可能性もある。

規則案は、欧州議会と理事会において審議されて、可決された場合に規則として公布される。欧州議会・理事会の審議過程において、条文の文言には変更が加えられる可能性もある。

欧州委員会によれば、同規則の施行は早くて2008年の中ごろであるとされている。ニューモデルについては施行後18か月、その他のすべての新車については36か月の移行期間が設けられる。したがって、2010年初めごろのニューモデルから適用されることになる。

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