2006年01月30日 EU統計
工業受注統計:EU全体で前月比3.4パーセント増加/2005年11月
欧州統計局(Eurostat)が24日に発表したところによれば、昨年11月の工業受注指数(2000年=100)は、EU25か国で116.3、ユーロ圏12か国で116.3となった。これは、前月比でいうとEUで3.4パーセント増加、ユーロ圏で4.9パーセント増加となる。
EU25か国のデータを分野別に見ると、自動車受注が前月比で9.4パーセントの増加となり、他の分野を圧倒して全体を引き上げた。そのほか、金属受注が1.6パーセント増加、電器受注は1.4パーセント増加、繊維受注と化学受注はそれぞれ1.2パーセント増加と、軒並み増加したが、機械受注は0.8パーセントの減少となった。
また、国別に見ると、好調だったのはラトヴィア(前月比20.5パーセント増)、フランス(同20.4パーセント増)、アイルランド(同10.8パーセント増)、リトアニア(同7.3パーセント増)、ポルトガル(同5.0パーセント増)。
反対に、不調だったのは、マルタ(同9.3パーセント減)、スウェーデン(同6.4パーセント減)、デンマーク(同3.0パーセント減)、チェコ(同1.1パーセント減)。
もっとも、一年間の変動を見ると、EU25か国中24か国は増加しており、特に、ラトヴィアでは82.9パーセントも増加した。また、欧州の工業の要であるドイツも、15パーセント増加した。
一年間で減少したのは唯一マルタで、32.5パーセント減少した。もっとも、地中海の小島マルタの重要産業は観光業をはじめとしたサーヴィス業であり、工業の重要性はほとんどない。






