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2006年04月08日   EU情報社会

EU統計:48パーセントの家庭がインターネット接続を保有、うち23パーセントがブロードバンド

ヴィヴィアンヌ・レーディング
© European Community, 2006
欧州委員会のヴィヴィアンヌ・レーディング委員(情報社会担当)。ルクセンブルク出身。

EUにおいては、インターネット接続を保有する家庭は48パーセントしかなく、ブロードバンド接続に至っては23パーセントしかない――このような統計が、中央ヨーロッパ時間6日、欧州統計局(Eurostat)から出された。

この統計は、2005年第一四半期のデータを基に作成されているため、現在ではもっと改善されている可能性もあるが、欧州委員会がブロードバンドの普及を推進していることに鑑みれば、低すぎる普及率といえよう。

特に衝撃的なのは国別の統計で、それによれば、ギリシャでは僅か1パーセントの家庭しかブロードバンドを保有していない。続いて、キプロス4パーセント、チェコ5パーセント、スロヴァキア7パーセント、ハンガリー11パーセント、リトアニア12パーセント、ラトヴィア13パーセント、イタリア13パーセント、ポーランド16パーセントと、普及率の低い国が多い。

ブロードバンドの普及率が50パーセントを超えたのは、僅か2か国で、オランダの54パーセントと、デンマークの51パーセントである。ドイツでは23パーセント、連合王国では32パーセントに過ぎなかった。

なぜこのようにブロードバンドの普及率が低いのかであるが、そもそも、インターネットの接続自体の保有率が低いことが大きな原因となっている。

例えば、リトアニアでは、インターネット接続を保有する家庭自体が16パーセントしかなく、そのことに鑑みれば、13パーセントのブロードバンド普及率ということは、インターネット接続家庭の8割がブロードバンドであるということになる。

国別に家庭のインターネット接続保有率を見ると、最も低いのは前述のリトアニアで、そのあとに、チェコ19パーセント、ハンガリー22パーセント、ギリシャ22パーセント、スロヴァキア23パーセント、ポーランド30パーセント、ポルトガル31パーセント、キプロス32パーセント、スペイン36パーセント、エストニア39パーセントと続く。

逆に、普及率の高い国を見ると、オランダ78パーセント、ルクセンブルク77パーセント、デンマーク75パーセント、スウェーデン73パーセント、ドイツ62パーセント、連合王国60パーセントなどとなっており、加盟国間のディジタル・ディヴァイドが浮き彫りとなった。

企業のインターネット接続率が25か国中20か国で軒並み85パーセントを超えていることに鑑みれば、その原因をインフラ整備に帰することはできない。寧ろ、人々の意識や生活様式、インターネット接続の料金設定などによるものと考えられる。したがって、今後の課題としては、人々への啓蒙活動やプロバイダの競争促進などが重要となってくるものと見られる。

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