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2007年07月23日   EU交通

欧州委員会はオーストリアに対し排出量削減のための走行禁止措置をやめるよう正式に要求

【23日・欧州委員会発表】欧州委員会は、本日、〔オーストリアの〕ティロル州政府が大気の質を向上させるために公表した複数の交通関連措置について、正式に意見表明を行った。欧州委員会は、EUが2010年までに達成したいと考えている大気の質の向上という目標を達成するためのオーストリアの努力を歓迎するし、提案されている措置のいくつかは環境によい影響を与えるだろうとも見ている。しかしながら、欧州委員会としては、「オーストリア当局が計画しているトラック輸送に対する『積載物別の走行禁止』は、共同体法令に適合しない」という結論を下した。

〔中略〕

欧州委員会の見解によれば、政策パッケージのうち、一つの措置についてはEU法に合致しない。ティロル当局は、インタール(Inntal、イン川の渓谷)内にあるA12自動車道の一区間について、特定物品を運搬するトラックの走行を禁止することを計画している。特定物品とは、例えば、廃棄物、穀物、木材・コルク、石材、土砂、自動車・トレーラー、鉄鋼、セラミックタイル等である。この走行禁止は、ドイツとの国境のクーフシュタイン(Kufstein)と、インスブルックの西方12キロメートルにあるツィルル(Zirl)の間の12キロメートルの区間で行われるものとされ、上記の物品を運搬するトラックであれば、排出値に関係なく、すべて対象となる。すでに欧州司法裁判所は、2005年に、類似の措置について、そのような措置はEU条約〔原文ママ〕に規定された物品取引の自由の原則を侵害するものであるとの判決を下している。

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