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2007年07月25日   EU農業

欧州委員会が年間収穫予想を公表:熱波・旱魃・豪雨により欧州内でバラつき

【24日・欧州委員会発表】欧州委員会所属の研究機関である共同研究所は、この度、欧州の年間収穫予想を公表した。この予測の主旨によれば、2007年の穀物収穫量は総計2億7600万トンとなり、最近5年間の平均を1.6パーセント下回ることになる。最大の減収地域となったのは、中欧と東欧である。

欧州全体では、暖冬と春の気温の高さにより植物の生育が促進された異常な生育期間となった。しかし、とくに北部は豪雨に襲われ、東欧諸国(とりわけ黒海沿岸諸国)は、極度の熱波と旱魃(干ばつ)の被害を受けた。

予測によると、例えばルーマニアでは小麦の収穫量が平均値を20.1パーセントも下回り、ブルガリアでは大麦の収穫量が14パーセント、トウモロコシの収穫量が40パーセントの減収となる見込みである。ハンガリーではトウモロコシの収穫量が6.7パーセント減となる計算であり、チェコの小麦収穫量は7.1パーセント減、スロヴァキアの小麦収穫量は8.9パーセント減となる見込みである。

個々の作物については、現在の予測によると、最近5年間平均と較べたEU27加盟国の収穫量の増減は以下のようになる:

  • 軟質小麦:増減なし。
  • 硬質小麦:13.5パーセント増。
  • 大麦:3.4パーセント増。
  • 玉蜀黍(トウモロコシ):0.8パーセント減。
  • 菜種(ナタネ):5.1パーセント減。
  • 向日葵(ヒマワリ):3.4パーセント減。
  • 馬鈴薯(ジャガイモ):8.1パーセント増。
  • シュガービート:4.2パーセント増

見積りによれば、2007年に穀物生産に使用されたEU27か国の耕地総面積は、2.3パーセント減少した。生産量は、5年間平均を500万トン(1.6パーセント)の下回る2億7600万トンとなる見込みであるが、これは、2006年に較べるとおよそ1000万トンの増産となる。



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