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2007年07月26日   EU競争

カルテル法:欧州委員会がエレクトラベルとEDFに対しベルギー・フランスの電力市場囲い込みの疑いで正式手続を開始

【26日・欧州委員会発表】欧州委員会は、ベルギーの古参の電力会社「エレクトラベル」(Electrabel、フランスのスエズ・コンツェルンの一部)とフランスの古参の電力会社であるEDF〔エレクトリシテ・ドゥ・フランス=フランス電力〕に対する正式なカルテル法上の手続を開始することを決議した。これらの企業は、市場支配的地位の濫用に関する欧州共同体条約の規定(欧州共同体条約82条)に違反している疑いがある。欧州委員会の見解によれば、エレクトラベルとEDFが、顧客に対して、供給契約において電気を長期間自社のみから買うように義務付けていた可能性がある。このような条件の下では、市場への新規参入を望む電力会社がベルギー・フランスの消費者を顧客として獲得することは難しい。これにより、ベルギー・フランスにおいては、競争力のある電力市場の発展が遅れてしまうおそれがある。また、これにより、ベルギー・フランスの個人・法人の電力購買者が本来よりも高い電気代を支払い、本来よりも悪いサーヴィスの質で満足しなければならない、ということになってしまう可能性もある。

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