2007年08月06日 EU競争

合併:欧州委員会がルワタによるエコの買収計画を一定の条件で許可

【6日・欧州委員会発表】欧州委員会は、フィンランドの「ルワタ」(Luvata、ルヴァタ)コンツェルンがイタリアの「エコ」(Eco)社を買収する計画につき、EU合併審査規則に基づいて許可を与えた。エコとルワタの双方とも、熱交換器製造業者として有力である。欧州委員会のこの決定は、ルワタが欧州における事業の一つを放出することを条件としてなされたものである。この条件の義務を考慮して、欧州委員会は、当該買収計画が欧州経済地域またはその本質的構成部分の効果的な競争を著しく妨げることはないものと結論付けた。

これについて、欧州委員会のネーリー・クルース委員(競争担当)は、「提示された義務に鑑みれば、当該企業結合が成立した後も活力ある競争が行われて、引き続きエアコンと冷却システムの製造業者が競争力のある価格から利益を得ていくことと納得した」と説明した。

ルワタは、鉄鋼製品・建設資材とそれに関連した技術的・デザイン的サーヴィスを提供する事業を営んでおり、とりわけ、銅製品と銅合金製品(熱伝導・電線・信号伝送・腐食防止に使用されるもの)を製造している。

イタリアのエコは、コイルのような熱交換器を生産している。同社は現在、「コンパス・パートナーズ欧州有価証券ファンド」(Compass Partners European Equity Fund)の所有となっている。

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