口蹄疫:連合王国に対する措置を継続する欧州委員会の決定に常設委員会が同意
【8日付・9日欧州委員会発表】最近の〔イングランドの〕サリー州における口蹄疫発生をコントロールするため、連合王国が欧州委員会の支援の下に講じている措置について、本日、EU加盟国は支持することを表明した。連合王国代表により行われた最新の状況報告に続いて、食物連鎖動物衛生常設委員会は、EU法令にのっとり欧州委員会が講じている措置を確認する決定につき、相当数の技術的変更を行いつつも、全会一致でこれを可決した。常設委員会は、連合王国当局の求め通り、大ブリテン島全土がハイリスク地域として画定され続けることに同意した。
最新状況
連合王国当局は、口蹄疫の状況とウィルスの封じ込めとコントロールのためにとっている措置について、常設委員会に報告を行った。2007年8月3日以来、2件の口蹄疫発生が確認されており、いずれも、最初の発生後に設定された制限地域の中で起こったものである。感染のあった農場の動物は殺処分されており、当該農場については徹底的な除菌と消毒が行われた。EU口蹄疫指令に規定された措置にのっとり、保護地域と監視地域が設定され、移動制限と生物安全措置の強化が適用されている。
ハイリスク地域
引き続き口蹄疫の状況の展開が予測できず、慎重なアプローチを維持する必要があることに鑑み、連合王国の求めに応じて、常設委員会は、暫時、大ブリテン島全土をハイリスク地域に分類し続けることに同意した。欧州委員会と連合王国当局は、状況を監視下に置き続けるとともに、当該措置の対象地域の限定については、それを正当化するような証拠が現れ次第これを行うよう協力していく。
今回の決定においては、通商に関するいくつかの法的側面も明確にされた。ハイリスク地域に該当しない北部アイルランドの肉については、必要な予防措置が行われる限りで、大ブリテン島を経由した輸送も可能となる。
発生源の調査
連合王国は、口蹄疫の発生源に関して行われている調査の最新状況についても、欧州委員会と加盟国に報告した。欧州委員会は、迅速に発生源を特定する努力が行われていることを歓迎するとともに、連合王国がこの問題に関して調査を継続していくよう激励した。
今後の措置
常設委員会に支持された今回の決定は、今後数日以内に、スピードアップした書面手続によって、欧州委員会に採択される予定である。この決定は、8月25日までの時限措置となる予定であり、欧州委員会としては、口蹄疫の事態の推移や今回の決定について再び検討するため、8月23日にもう一度常設委員会の会合を招集したい意向である。
"Foot-and-Mouth Disease: Standing Committee approves Commission Decision maintaining measures for Great Britain" (IP/07/1226),
http://europa.eu/rapid/,
© European Communities, 1995-2007.
Japanese translation: © Oushu Keizai Shimbun (Europäische Wirtschaftszeitung) GmbH, 2007.
Responsibility for the translation lies entirely with
Oushu Keizai Shimbun (Europäische Wirtschaftszeitung) GmbH.
原文英語、
『Foot-and-Mouth Disease: Standing Committee approves Commission Decision maintaining measures for Great Britain』(IP/07/1226)、
http://europa.eu/rapid/、
© European Communities, 1995-2007.
和訳:© Oushu Keizai Shimbun (Europäische Wirtschaftszeitung) GmbH, 2007.
すべての翻訳文責は欧州経済新聞社にあります。






