欧州経済新聞無料メール版
最新のニュースをメールでお届けします。
電子メールアドレスを半角で入力して登録します。


Powered by まぐまぐ
2007年08月13日   EU競争

合併:STマイクロエレクトロニクスとインテルのジョイントヴェンチャー計画を欧州委員会が許可

【13日・欧州委員会発表】欧州委員会は、EU合併審査規則に基づき、フランス・イタリアのコンツェルンである「STマイクロエレクトロニクス」(STMicroelectronics)とアメリカ合衆国の企業である「インテル」(Intel Corporation)によるジョイントヴェンチャーの計画を許可した。欧州委員会としては、このジョイントヴェンチャーにより、欧州経済地域またはその本質的構成部分における効果的な競争が著しく妨げられることはないとの結論に達した。

STマイクロエレクトロニクスは、半導体事業を営む会社で、多岐にわたる半導体製品を出荷しており、取扱対象は、ディスクリート・ダイオードやトランジスタから完全プラットフォームソリューションにまでわたっている。インテルは、マイクロプロセッサ、チップセットその他の半導体部品、データ処理・通信機器のプラットフォームソリューションを扱っている。ジョイントヴェンチャーは、いわゆるフラッシュメモリーを世界中で販売することになっている。このフラッシュメモリーは、メモリーカード、携帯電話その他の携帯機器に大々的に使用されている。欧州委員会の市場調査によれば、市場においては概ね2種類のフラッシュメモリーが提供されている。いわゆるNORフラッシュメモリーは、プログラムを保存し、直接実行するのにより適している一方で、いわゆるNANDフラッシュメモリーは、データ量の多いメモリー使用に特に用いられ、このような場合でも高速の書き込みが可能である。欧州委員会が達した結論は、両方の種類のメモリーのいずれについても強力な競争者が存在し、ジョイントヴェンチャー設立後も引き続き十分な数の代替的事業者から顧客は購入できるというものである。

著作権
« 合併審査:アウトグリルによるアルファの買収を欧州委員会が許可 | トップへ | 新しい医療情報システムが公衆衛生の危険探知に貢献へ »