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2007年08月17日   EU消費者保護

消費者:マテルが中国製玩具のリコールを拡大

【16日・欧州委員会発表】欧州委員会は、本日、マテル社(Mattel Inc.)が欧州における危険玩具のリコール(回収)の対象を拡大したと発表した。これは、中国製玩具に関するものとして2週間前のリコールに次ぐ大きさのリコールであり、鉛を使用した顔料や玩具中のマグネットのリスクを対象としたものである。欧州委員会に対しては、2007年8月14日に、マテル社より新たなリコールを行う旨の通知があった。EU法令によれば、このような通知を受領するのは加盟国の権限であり、その加盟国が欧州委員会に通知することになっている。欧州委員会としては、同一の情報がすべての加盟国の担当当局(自主的に適切な措置が講じられない場合に、強制的な是正措置を執行する責任のある当局)に行き渡ったことを確認している。その後、連合王国当局より、マテル社による多数の危険玩具の自主的なリコールに関する2件のラペックス(RAPEX)通知を受け取った。

欧州委員会のメグレーナ・クネヴァ委員(消費者保護担当)は、これらの玩具のもたらす危険が生産者自らの検査により発見されたとともに、当該企業が責任を持って行動していることに満足の意を表し、「生産者と当局の協力が製造物の安全性のカギとなるものであり、消費者保護の分野においてはいかなる妥協もないというルールを徹底するためには、生産者・当局双方の警戒が必要である」と述べた。

一通目の通知は、ダイカスト法により製造された〔ディズニー映画〕「カーズ」(CARS)のキャラクター「サージ」(Sarge)の乗り物シリーズに関するものであり、2007年5月から2007年7月の間に製造されたものが、違法な水準の鉛を含んでいる。リコールの対象となるのは世界中で43万6000個の玩具であり、25万3000個が合衆国、18万3000個が世界のその他の地域(EU含む)である。この玩具は、中国におけるマテル社の契約会社により製造された。

二通目のの通知は、2002年1月から2007年1月31日の間に製造されたマグネット玩具に関するもので、「ポリー・ポケット」(Polly Pocket)、「ドギー・デイケア」(Doggie Day Care)、「バットマン」(Batman)の玩具や、「バービー&タナー」(Barbie & Tanner)玩具の付属品を含む。これらの玩具からは、小型で強力な磁石が分離するおそれがあり、分離した場合には幼児が誤飲ないし誤吸飲したり、耳や鼻に詰め込んだりするおそれがある。2個以上の磁石が飲み込まれた場合、磁石同士が引き付けあって腸壁穿孔・腸内感染・腸閉塞が生じる可能性があり、致命的となるおそれもある。肺への吸引の場合、直ちに外科的措置が必要となる。磁石が鼻や耳に入った場合、腫れが生じて取り出すことが困難となるおそれがある。マテルは、世界中で1820万個のマグネット玩具を回収しているところである。この玩具のほとんどはすでに販売されてしまっており、消費者への情報提供が重要となる。この回収は、マテルが2006年11月に8件の玩具を自主回収したことに引き続くものである。

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