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2007年08月20日   EU競争

合併審査:欧州委員会がTモバイルによるオレンジオランダの買収計画を許可

【20日・欧州委員会発表】欧州委員会は、ドイツテレコム傘下の「Tモバイル・オランダ」(T-Mobile Netherlands)がテレコム会社「オレンジ・オランダ」(Orange Netherlands)を買収する計画につき、EU合併審査規則に基づきこれを許可した。欧州委員会の見解によれば、この買収により、欧州経済地域やその本質的構成部分の効果的な競争が阻害されることはない。

Tモバイルオランダは、ドイツテレコム(Deutsche Telekom)の直接支配下にあるオランダの携帯無線事業者である。ドイツテレコムのTモバイル・インターナショナルの事業分野の重点は、西欧・中欧・合衆国における携帯無線市場である。

「オレンジ・オランダ(ONL)」(Orange Nederland N.V.)と「オレンジ・オランダ・ブロードバンド(ONB)」(Orange Nederland Breedband B.V.)により形成されるオレンジオランダは、現在フランステレコム(France Télécom)の傘下にあるオランダのテレコム会社である。携帯無線事業者であるONLは、個人顧客・法人顧客に対して携帯無線サーヴィスを提供しており、そのネットワークはオランダ国民の99.9パーセントをカバーしている。ONBはブロードバンドネットワーク事業者であり、高速インターネットやVoIPが含まれる。

この買収により、TモバイルはONLとONBに対する単独での支配を獲得する。これにより、Tモバイルは、顧客数では〔オランダで〕第2位の事業者となり、収益では第3位の事業者となる。KPN〔Koninklijke KPN NV〕は、収益・顧客数ともに第1位にとどまる。新たに成立する企業の位置づけは、概ね〔オランダにおける〕ボーダフォンの位置づけに相当する。

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