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2007年09月23日   EU競争

合併審査:ヤラによるケミラ・グローハウの買収計画を欧州委員会が条件付きで許可

【21日・欧州委員会発表】欧州委員会は、ノルウェーの肥料製造業者「ヤラ」(Yara)がフィンランドの肥料製造業者「ケミラ・グローハウ」(Kemira GrowHow)を買収する計画につき、EU合併審査規則に基づき、条件付きでこれを許可した。欧州委員会は、両社の提案した弊害除去措置に鑑みて、この買収計画が欧州経済地域またはその本質的構成部分の効果的な競争を著しく阻害することはないとの結論に達した。

ヤラ(Yara International ASA)は、無機肥料の製造や特定の窒素化合物の製造・供給の事業を行っている。2004年からは、「ノルスク・ヒドロ」(Norsk Hydro)の傘下となっている。

ケミラ・グローハウも、無機肥料の製造・販売や、肥料製造の際に副産物として発生する化学物質の製造・販売の事業を行っている。

欧州委員会は、欧州経済地域の土壌用無機肥料の市場・水溶性肥料の市場と、各国の市場におけるこれらの販売に重点を置いて調査を行った。さらに、化学的副産物の市場も斟酌した。

欧州委員会は、調査において、デンマークとラトヴィアにおける肥料の販売市場、連合王国の液化二酸化炭素の市場、北西ヨーロッパ・スカンジナヴィア諸国における希硝酸の市場・硝酸アンモニウム水溶液の市場・アンモニア水の市場、西ヨーロッパにおける濃縮硝酸の市場につき、深刻な競争法上の懸念を確認した。

しかし、買収側のヤラが市場の占有を減らして買い手に代替的な供給源を与えることに同意したため、欧州委員会の懸念は払拭された。同意されたのは、とりわけ、無機肥料のジョイントヴェンチャーでの販売活動をとりやめること、連合王国における二酸化炭素の液化施設を売却すること、テルトル(Tertre、ベルギー)のケミラ・グローハウの工場のうち特定の製造施設と、ヒェーピング(Köping、スウェーデン)のヤラの工場のうち特定の製造施設を売却すること、売却された施設の生産を維持・増加させるのに必要な加工用化学物質へのアクセスを保障することである。

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