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2007年09月26日   EU競争

企業結合:デンマーク国鉄とファーストのエーレスンド橋事業ジョイントヴェンチャー計画を欧州委員会が許可

【25日・欧州委員会発表】欧州委員会は、デンマークのデンマーク国有鉄道(DSB)と連合王国のファーストグループ(First Group plc)がデンマークの新設ジョイントヴェンチャーである「エーレズンド電鉄」(ÖRESUNDSTÅG ApS)の共同支配権を獲得する企業結合計画につき、合併審査規則によりこれを許可した。このジョイントヴェンチャーは、デンマークとスウェーデンを結ぶエーレズンド橋(オアスン橋、Öresundbrücke)の鉄道旅客運送事業を行う。欧州委員会は、「この企業結合が、欧州経済地域やその本質的構成部分の効果的な競争を著しく阻害することはない」との結論に達した。

デンマーク交通省の完全所有となっているデンマーク国有鉄道(Danske Statsbaner – DSB)は、デンマークの地域鉄道交通・地域間鉄道交通の事業を行っている。また、デンマーク国鉄は、ストックホルム地域圏のロスラグ鉄道の特許事業者である「ロスラグ電鉄」(Roslagtåg AB)に資本参加しており、これを通じてスウェーデンにおける鉄道交通サービスも提供している。

欧州におけるファーストの事業は連合王国に集中しており、同国においては、一連の鉄道旅客交通事業認可を有する事業者であるほか、バス事業や、貨物運送事業も行っている。さらに、ファーストは、合衆国においてバス・交通マネジメントサービス事業を行っており、また、僅かではあるが、アイルランドとドイツでバス交通サービスを提供している。

ジョイントヴェンチャーとなる「エーレズンド電鉄」は、デンマークのヘルシンゲア(Helsingør)からエーレズンド橋のデンマーク側部分にかけての旅客交通事業を担当する「海岸鉄道」(Kystbanen A/S)と、同橋のスウェーデン側部分からマルメ(Malmö)中央駅にけての旅客交通事業を担当する「エーレズンド交通」(Öresundstrafiken AB)の持株会社となる。マルメからは、次の3路線を運営する:(1)ルンド(Lund)=ランスクルーナ(Landskrona)=ヘルシンボリ(Helsingborg)=ハッランド(Halland)県境線、(2)ルンド=ヘスレホルム(Hässleholm)=クロノベリ(Kronoberg)県境線、(3)ルンド=ヘスレホルム=クリスチャンスタード(Kristianstad)=ブレーキンゲ(Blekinge)県境線。

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