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2007年10月02日   EU競争

カルテル法:欧州委員会がクアルコムの市場支配的地位に対する正式手続を開始

【1日・欧州委員会発表】欧州委員会は、アメリカ合衆国のチップ製造業者であるクアルコム(Qualcomm Incorporated)に対して正式なカルテル法上の手続を開始することを決めた。手続開始の理由は、同社が欧州共同体条約82条(市場支配的地位の濫用)に違反している可能性があることである。クアルコムは、CDMA(符号分割多元接続)とWCDMA(広帯域符号分割多元接続)の移動体標準規格の知的財産権を保有している。WCDMA標準規格は、欧州の第3世代(3G)移動体通信技術標準規格(「UMTS」としてよく知られる)の一部を成している。今回の手続は、携帯電話製造業者ないしチップ製造業者であるエリクソン、ノキア、テキサスインストゥルメンツ(Texas Instruments)、ブロードコム(Broadcom)、日本電気(NEC)、パナソニックの申立てにより開始されるものである。これらの企業は、「クアルコムがライセンスの供与にあたってFRAND原則(公平・合理的・非差別的条件でのライセンス供与)を遵守しておらず、欧州共同体競争法に違反している可能性がある」と主張している。

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