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2007年11月14日   EU競争

合併:欧州委員会がグーグルによるダブルクリック買収計画の詳細な調査を開始

【13日・欧州委員会発表】欧州委員会は、合衆国のグーグル社が同じく合衆国のオンライン広告技術会社ダブルクリック社を買収する計画につき、EU合併審査規則に基づき、詳細な調査を開始することを決定した。欧州委員会の初期市場調査により示されたところによると、この合併計画は、オンライン広告における仲介・広告提供の市場における競争上の懸念を惹起する可能性がある。欧州委員会は、90営業日以内(2008年4月2日まで)に、この計画が欧州経済地域またはその本質的構成部分における効果的な競争を著しく阻害するか否かについて最終決定を行う。詳細な調査を開始するこの決定自体は、調査の最終結果を先取りするものではない。

グーグルは、エンドユーザに対して無料で検索を提供するインターネット検索エンジン事業者であり、グーグル自身のウェブサイトにおいてオンライン広告空間を提供している。また、グーグルは、「アドセンス」のネットワークを通じて、パートナーのウェブサイトにおけるオンライン広告空間を販売するため、ウェブサイト所有主と広告主に対して仲介サービスを提供している。

ダブルクリックは、主としてウェブサイト所有主・広告主・エージェンシーに対して、世界中に広告提供・管理・報告テクノロジーを販売している。このテクノロジーは、インターネット所有主と広告主に対して、確実に関連するウェブサイトに広告をポストされることを保証し、かかる広告のパフォーマンスについての報告を行うことを可能にするものである。

グーグルは、2007年9月21日に、欧州委員会に対してダブルクリックの買収計画を届け出た。欧州委員会は、予備審査の結果、この計画が欧州経済地域またはその本質的構成部分における効果的な競争を著しく阻害するか否かにつき、詳細な調査を開始することを決定した。

欧州委員会が特に調査の対象とする予定なのは、この買収が行われない場合に、オンライン広告仲介市場において、ダブルクリックがグーグルの効果的な競争相手になるかどうかである。また、オンライン広告空間・仲介サービスの主導的な提供者が一方当事者となり、広告提供テクノロジーの主導的な提供者がもう一方の当事者となるこの企業結合が、これらの市場において事業を営んでいる競争相手に対して、競争制限的な制約をもたらす可能性があるか否か、そしてこれにより消費者を害する可能性があるか否かという点も、欧州委員会の調査対象となる。

この事件についてのさらなる情報は、以下から閲覧可能:
http://ec.europa.eu/comm/competition/mergers/cases/index/m94.html#m_4731

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